LGBT当事者カップルの妊娠と出産について

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友寄佳人
沖縄生まれ沖縄育ち。戸籍変更済みFtMです。当メディア運営責任者。LGBTイベントを企画・運営。東京都墨田区でLGBTBAR多楽福-たらふく-を経営
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LGBT当事者が直面する妊娠・出産のトピックは大きく3つあります。

 

レズビアン、バイセクシュアル女性同士の妊娠と出産

身体的女性、性自認も女性でのカップルの場合、自分たちで計画し精子提供者を見つけて子供を授かります。

 

精子提供者は子育てに参加しないこともあれば、養育者として一緒に子育てに関わって行くこともあります。

さらに精子提供者のパートナーが子育てに参加するなど、関わりは様々です。

 

生殖補助医療は、日本産科婦人科学会などのガイドライン(2014年)によって婚姻もしくは事実婚の夫婦に限られてしまっています。

 

なので、妊娠を希望する女性同士のカップルは、異性間のカップルが受けることができる権利を持っていないため自己流で生殖を行い、感染症やその他の危険性が高まることを余儀なくされています。

 

トランス男性と結婚した女性の妊娠と出産

トランス男性とは、性別変更の特例法によって戸籍の性別を変更した人のことを指します(女→男)。

 

この場合、男性として法律上の女性と結婚した後に子供を設けることがあります。

ですが、元々女性の体で生まれているトランス男性は、夫の精子から妊娠に至ったわけではないことが明らかなため、出生届提出の際に夫の子とみなされないことがありました。

 

ですが当事者が訴訟し、平成25年12月10日に戸籍上の夫であるトランス男性を父と認めると最高裁判決が出ています。

▼参照記事
性同一性障害で女性から男性になった夫の子も「嫡出子」扱いに

 

トランスジェンダーの妊娠と出産

子宮を摘出していないトランスジェンダー(女→男)が妊娠し出産することもあります。

 

予期しない妊娠の場合もあれば、子供を持つことを希望し、何らかの方法で妊娠する場合もあります。

予期しない妊娠の場合、女性の身体であることを叩きつけられ、回避したいと感じ、受診せずに中絶可能な時期を過ぎることもあります。

 

また、妊娠の継続を希望、もしくは元々希望して妊娠した場合も、女性だけの特別な産婦人科という場所は、性自認が女性でない人々にとって居づらい空間です。

 

トランス男性は、手術をしていない場合でも「男性」に見えるということもあり、男性の見た目であるが妊娠しているというケースもあり得ます。

 

▼参照:トランス男性の妊娠動画

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