【インタビュー】自分らしく生きれない…クローゼットMTFの苦悩と苦痛

僕はFTMであることを公言して生きているタイプですが、逆に埋没して生きたり、自分の本来の性で生きられる環境にいない人もいます。

 

今回インタビューを受けてくださった仲村さん(仮)もその一人です。普段は男性として生きていますが、心の性別は女性です。少しでも女らしくすると罵倒される日々・・・

 

僕と仲村さんが知り合ったきっかけはTwitterでした。僕の呟いたツイートにコメントをくれたんです。

「レインボープライドというイベントには意味があるんですか!?」と。

 

急なアンチにとても驚きましたが、「こんなにどストレートに意見してくれる方はなかなかいない!」と思い、インタビューをお願いすると快く承諾してくれました。

 

仲村美来 / Miku Nakamura1973年生まれ。幼少期からなぜか周りから女の子扱いを受けるのにオカマと罵倒される。20歳の時に性別に違和感を感じるようになる。現在中性としてカミングアウトし、製造業に勤めている。

 

原因不明の女性扱い

小さい頃から女の子に間違われていた。しかしその時は自分の性別のことに関しては何も思っていなかった。

 

自分の気づかないうちに仕草が女の子っぽかったからだという。

「それが原因でオカマと呼ばれるようになった」

 

自分らしくいるために

「自分らしくいるためにまずとった行動は、男性用の服の処分だった」

 

現在ほぼ9割は女性用の服を着用している。家から女性物で出ると親に怒られてしまうので、近くのスペースで男性物から女性物に着替えて出かけている。

 

両親へのカミングアウト

女性の服を着て生活するようになると同時に、両親へカミングアウト。

「はじめはショックを受けていたようだが今はもうしょうがないなという感じです。」

 

それ以来両親との関係はいい状態ではないそう。

 

これからの自分

「やはり普通に女性として生きたい。私たちのような自称LGBTでも普通に社会に入れて欲しい」

 

女性と変わらない普通の扱いを希望している。周りから白い目で見られることなく過ごせることが一番。

 

「今気をつけていることはお肌を大切にすること」

最近は肌が綺麗になったねと言われることが多くなった。脱毛も通い始めて1年。腕も顔も足もツルツルになったという。

 

今までは道を歩いていると急に「オメエ男だろ」と絡まれることがあったが最近は減ってきた。女の子の状態で野球を見に行けたことがここ最近で一番嬉しかった。

 

インタビューを終えて

クローゼットな方とお会いするのが初めてだったのでとても緊張しましたし、最初のTwitterでの絡みが衝撃的だったので少し怖かったのですが、仲村さんはとても大人しく優しい感じの方でした。

 

「これからは自分も殻に引きこもるだけじゃなくて、友寄さんのように前に出てみてもいいかなと思った」

 

その言葉がとても嬉しかったです。これからの仲村さんはどういうふうな人生を送っていくのか楽しみです。

1 Comment

自分は中年の世代ですが、クローゼットのTです。
環境的に現在までも診察を受けて診断書を貰うという行動を取ることが出来ませんでした。
これは所謂、自称、となるのでしょう。
自称か他称か、確かに公的に認められる事は必要だと思います。
でも、自称だからと言って、それは嘘ではないのです。
思い込みや勘違い。またはファッションのような感覚で思っているだけ
と決めつけられる事もありました。

診断書を貰えなくても、苦しんで生きているTの人間もいる。
本当に本人の魂の中で、トランスジェンダー、性同一性障害であっても、
外的処置に移行出来なくても必死に戦っているのです。
外科処置が出来て戸籍を変え、自分らしくなれた時こそ、まだ戦っている同胞に
理解を示して欲しいと思います

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