2018年04月からの性別適合手術の保険適用外者とは

2018年04月より心と体のことなる性同一性障害の人が受ける性別適合手術に対し保険適用となることが決定しましたが、既にホルモン療法を受けている人は保険を原則使えないとしました。

 

■ホルモン療法→自由診療
■性別適合手術→保険診療

 

保険を使わない全額自己負担の「自由診療」と原則3割負担の「保険診療」、どちらも併用して行う「混合治療」は全て保険が使えなくなります。

 

▼下図参照

ホルモン療法は社会生活に必要不可欠

ホルモン療法は、性ホルモンを投与して自認する性に体を近づけるために行います。

男性ホルモンは筋肉量を増やし月経を止め、体毛を濃くし、女性ホルモンは乳房を膨らませ、体つきが女性らしくなります。

 

ホルモン療法は自認する性別で社会生活を送るには、当事者にとって必要不可欠な治療だと言えます。

 

そもそも性別適合手術を受けるには、ホルモン治療を始めてから少し経過していないと手術が受けられないというところがほとんどなのに対して、どう対応していけばいいのでしょうか。

 

厚生労働省はホルモン療法についても保険適用を検討していますが、適用が決まるまで早くて1年、状況によっては数年かかると言われています。

 

保険適用対象手術

FTM(女→男)の場合

・乳房切除術
・子宮全摘術
・子宮附属器腫瘍摘出術
・尿道下裂形成術
・陰茎形成術

 

MTF(男→女)の場合

・精巣摘出術
・陰茎全摘術
・尿道形成術
・会陰形成術
・造膣術

 

ホルモン療法の保険適用

この件に関して言えるのは
今は待つしかないということ。

 

自らが保険適用対象かそうでないかはともあれ、性別適合手術に保険が適用されるという課題が一つ解決し、一歩進んだことは喜ばしいことでしょう。

 

ホルモン療法の保険適用問題も厚生労働省に期待してみましょう。